政治,  社会

選んだのは貴方です

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治者と被治者

という言葉はご存じでしょうか?

哲学的な感じがしますが、法律学です。

 

治 者 ⇒ 納めるもの(国・政府)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 
同一性
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 
被治者 ⇒ 納められるもの(国民)

国を治めるものと納められるものは同一でなければならない。

さもなければ、納めるものが権力を乱用しかねない。

これは『民主主義』でのことです。

もし、同一性ではなかったらどうなるでしょうか?納めるものが権力を乱用しかねない。

色々と思いつきますよね?

ローマ帝国のカエサルから、アドルフ・ヒトラー。近代では中共(中国共産党)などですね。

中華人民共和国では、国政云々ってどうにかなるでしょうか?どうにもならないどころか、おおっぴらに反旗を翻すと、逮捕され収監されます。程度によっては反逆罪として極刑に課せられるかも知れません。

昨年(2019年)5月辺りから香港でデモ活動が盛んになりました。1997年香港はイギリスの統治下から中国に返還された際に、今後30年間はイギリス統治下と同じ様に、中国であっても民主主義政治を行うものとする。という約束がありました。それが一国二制度と言われるものです。

そうしたなか香港政府が逃亡犯改正案を出したところ、香港と中国間の犯罪人受け渡しが可能となることから、香港市民が中国当局の取り締まりたい承知なる可能性が出てきたことから反発。それの反対運動が起こったのが事の発端です。

香港が民主主義ではなくなってしまいかねない。中共の意のままになってしまうということです。

香港政府は中共が決める

中華人民共和国香港特別行政区政府の最高責任者(行政長官)は、林鄭 月娥(りんていげつ・キャリーラム)さんですが、この方選挙で選ばれたのではありません。任命するのは中央政府の行政府です。つまりは中共から任命されるのです。そして日本で言う国会議員は6割は中共枠のこり4割が選挙で決まります。つまり、選挙があるものの全員が通っても、中央政府の指名した議員を超えることが出来ず、実質中央政府(中共)の意の通りになります。

こんな所で政府の法案などに反対しても、議会で通りません。実質独裁政治となります。

だから、若い人達が立上りで抗議デモを行ったのです。しかしご存じの通り、デモを抑圧するために中国人民解放軍が香港警察になりすまし、催涙弾どころか実弾発砲までする惨劇となっています、命がけで抗議をしているのです。さらに電気銃を導入すると発表したことから、反対するために米国のホワイトハウスへの署名活動が行われました。

自分たち国民の意思を反映する術がないのです。

それが治者と被治者の同一性がないものです。

日本は治者と被治者は同一性です

日本は18歳になれば政治への投票権が生じます。参議院ではかならず3年に一度選挙が行われます。ご存じの通り任期は6年ですが定員の半数を3年ごとに選挙がおこなわれるものです。一方衆議院は任期は4年ですが「解散」と言うことが出来ますので、最長4年に一度選挙が行われます。

もちろん国政以外にも各自治体の知事や府議会市議会などの地方議員の選挙があります。アメリカの大統領選挙とは違い、日本は国のトップを直接投票することは出来ません。投票した政党の第一党から党首が選ばれ総理大臣に任命されます。

間接的とはいえ、国を動かす政治家を投票して決めることが出来るのです。香港とは違います。香港は逆立ちしても決めることは出来ません。しかし日本は決めることが出来るのです。

しかし投票率は下がる一方です。なぜ投票しないのでしょうか?

解りにくいとかどうでもいいとか、私独りでは云々・・・

いい加減にしましょう。投票は国民の義務です。権利ばかり主張するのではなく、権利を主張するなら義務を果たせと言いたいです。香港では命をかけ、死に物狂いででなければ政治を変えることができません。なんどもいいますが、日本では投票で変えることが出来るのです。

香港は台湾を救った

2020年1月台湾の総統選挙が行われました。アメリカ大統領選挙と同じ直接選挙です。

民主化を先導する「蔡英文さん」と中共から指名されていた「韓国瑜さん」との一騎打ち選挙でした。中共は台湾の国土と海域およびIT技術企業を取り込みたかったのです。そして香港と同じく一国二制度を台湾へと訴えていました。昨年まではライバルの韓国瑜さんが優勢でした。それは中共が莫大な費用を投資し韓国瑜さんのプロパガンダを行っていたのです。

ところが香港で民主化デモが起こり、中国の一国二制度なんてとんでもない!ということが台湾国民に知れ渡ってしまいました。そもそも台湾には、中国から渡ってきた中華系の人がかなりいて、中共支持のひとも多かったのです。

歴史的820万票での勝利

選挙の蓋を開けてみれば、一国二制度を断った蔡英文さんが圧倒的投票で勝利しました。これは香港民主化運動が起きたお陰で、台湾の若者が目覚めて、蔡英文さんへ投票したためです。留学先からわざわざ選挙のために帰国して、投票している学生が結構いたそうです。

自分一人がどうのこうのではありません。みんなが一丸となって蔡英文さんへ投票したからです。もしこれが今の日本だったら、中共の意のままの選挙になったのではないでしょうか?

今の政治がどうのこうのという前に

あなたは選挙に行きましたか?

会社や団体から、既得利権をまもるために必ず○○党や○○氏に投票しなさい。といわれてそのまま投票していませんか?

選挙は自分の意思を明らかに示すことが出来るものです。

自分の意にそぐわないけれども、会社で不利益を被ったらとか、利権がらみで投票するものではありません。

まずは選挙で投票すること。

解らないのではなく、つまらない馬鹿げたYouTubeみているのなら、ちゃんと政治を解説している政党のチャンネルを徹底的に見比べるのです。そうすることで、どの党がどういうことを言っているのか、良くわかります。

解らないのは、解らないこといっているからです。もしくは足を引っ張る事しか頭にない議員か政党です。

単に反対するのではありません。ちゃんと対案をもって心底詳しく解説している政党に興味を示すべきです。

そして、そこへ投票すれば良いのです。

 

 

 

 

 

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