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アメリカ大統領選挙はどうなる?

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米大統領は1期4年x2期しか出来ない

アメリカ大統領は4年に一度行われ当選しても2期しか出来ません。最大で8年ということですね。これまで概ね2期連続が定番だったと思っていたのですが、いざ調べたら意外と2期できなかった大統領がいました。勉強不足です。。。

ニクソン大統領は、ウォーターゲート事件で二期目の任期途中で辞任。フォード大統領はニクソン辞任のため副大統領から昇格しているので、3年間のみ。そしてその次のジミーカーター大統領は1期のみ。ジョージ・ブッシュ(パパブッシュ)も1期でした。

2020年第59代大統領選挙が行われます

現在はご存じの通り共和党のドナルド・トランプ大統領です。トランプさんが当選した際にはマスコミや経済評論家などがこぞって、アメリカの経済は云々・・・と行っていましたが、当選した翌日から株価は上昇。

当選後にはトランポノミクスを意欲的に実践し、アメリカ経済はもの凄い伸びで上昇し続けています。しかし新型コロナウィルス・武漢肺炎の影響で、株価は暴落し今後のアメリカの経済の行方が心配されています。

アメリカ経済が不況ともなると世界各国への影響も甚大です。

そう言う中、今年も秋に選挙が行われます。共和党の候補者は当然トランプ氏。ですが、相対する民主党の候補者の予備選挙が行われ、だれが候補者になるかでトランプ再選が危ないとも言われています。

サンダース vs バイデン

アメリカ大統領予備選の要と言われているスーパーチューズデーでは、下馬評とはちがいジョー・バイデン氏が勝利しています。

ジョー・バイデン氏といえば前オバマ政権の副大統領でした。

しかし、民主党がトランプ大統領の弾劾裁判を打って出て民主党はもうダメだ。大統領選と同時期に行われる議員の選挙でも大敗をきするだろうと言われていました。

その弾劾裁判の意中となった人がジョー・バイデン氏です。詳しくはググってください。
さらに、バイデン氏は予備選挙の開始時に、集会に集まった支持者に向けて罵声を浴びせたことから、もう無理!とも報道されていました。

ところが、スーパーチューズデーで勝利し、その後もかちづつけています。

なぜジョー・バイデン氏に人気が集まるのか?

一度は失脚したと思われるバイデン氏がトップ?それは不思議ですよね。しかしそこにはちゃんとした理由があります。

アメリカの医療制度問題

ご存じの通りアメリカの医療制度は複雑で、日本とはまったく違います。基本的に医療機関は全て民間です。そして医療費の基準がまちまちなんです。つまり好きな金額を呈して良いことになっています。

日本ではちょっと風邪引いたと医者に行けば一般的な国民健康保険や社会保険では3割負担ですので、薬代含めても1,000円するかしないかでは無いでしょうか。これがアメリカでは10万円とかになります。

なぜそんなに高額なのかというと、掛かった経費を賄おうとするからです。医者になるための大学は日本より遙かに高い。検査機器も高額です。それらを単純に医療費で改修しようとなるためです。

アメリカの医療保険

日本のような国保などがありませんので、民間の保険会社の健康保険へ加入します。ところが民間ですのでこれも好き放題な価格になります。そしてプランも様々です。この治療とこの検査は対象外ですなどがある様です。

当然ながら医療に掛かる際の治療費や検査費の大半が保険適応されるようなものは掛け金も高額になります。そのため全ての国民の保険はまちまち、低所得層では保険に加入すらできない状況です。

日本ではなにかあったら直ぐに医者!って感じですが、アメリカでは困難な人が大半なのです。そういった背景から毎年インフルエンザで何万人もの死者が出てしまいます。新型コロナウイルス・武漢肺炎は具体的な治療法がありません。しかしA型やB型と言われるような毎年流行するようなインフルエンザは、初期に適正な治療を行えばほぼ問題ないと言われています。

今後新型コロナウイルス・武漢肺炎がアメリカに流行すると、死者が非常に多くなるのではと危惧されます。

持病がある人などは保険に加入できない。加入できてもとてつもなく高額になるのもその理由の一つです

またアメリカは何を持っても自由の国を貫いています。医療保険にも加入しない自由というものが有りますので、その影響もあります

オバマケアは失敗だった

オバマ大統領が公約とした医療保険制度の改革「オバマケア」は失敗に終わりました。

オバマケアはこれまでの自由加入の民間企業の保険を、公的医療保険をカバーし医療保険を義務化することが骨子でした。

しかし、持病がある人が保険に加入すると自ずと医療費が掛かります。その為に持病の無い人にとってはその人々の医療費を負担することになってしまい、結果として医療費も上がるだろうとなってしまったのです。

そういったことから、保険料は高額となり、加入義務化となったために低所得者にも高額負担が強いられることになり、机上の空論的になってしまっていたのです。

新医療改革でバイデン氏が優勢に

かのような理由で失敗したオバマケアの悪い所を改善し、誰にとっても有益になるような保険制度を打ち立ててきました。

「オバマケア(医療保険制度改革)を壊すのではなく築く者、NRA(全米ライフル協会)と銃メーカーを保護するのではなくそれらと対決する者、貧困層や中間層に対する税を引き上げるのではなく、貧困層に努力次第のチャンスを与え、中間層を回復させるために立ち上がる者、約束を守る者、民主党員がそうした誰かを求めるなら、我々に合流を」

と訴えたのです。これが学生や黒人層や貧困層に響き、票を獲得したようです。

政策については詳しくは判りませんが、実際はばらまきでは無いのではと思います。ばらまきは民主党の方針です。ばらまきの財源は「税金」です。つまり増税に繋がります。

現在世界は「減税」が主です。トランポノミクスで減税を行った事が経済状況を上昇させたことから、それらに次いでいるのです。かの中国でも減税を行っています。減税方向に向いていないのは日本くらいでは無いでしょうか?

ばらまきは対症療法で負のスパイラルになるのでは

そもそもアメリカの医療費が高すぎるのが原因では無いかと思います。そういった根本治療をおこなわないと、相対的な税金投入では様々な視点から見ると、失策になってしまうという危惧が有ります。

票を集めるための人気取り合戦としか思えません。

税金投入は諸歯の刃では無いかと思います。当然これまで無かった予算にあらたに投入するわけですから、税金が足りなくなります。その税金は「増税」で賄おうとするのでは無いでしょうか?

折角景気が上昇しているのに、増税をすると景気が低迷しかねません。働いても働いても税金でとられる。スーパー企業は税金を支払わない。モチベーションが下がります。だからスーパー企業の特典ともいえる制度を規制し、税金を下げることにより実質収入が増え、雇用も増え頑張れば収入が増える。だから景気が上向いたのです。

選挙の行方・バイデンvsトランプ

バイデン氏が呈する改革に対して、トランプ政権・共和党が呈している医療保険改革はいまいちよくありません。その為バイデン氏が民主党広報になれば、トランプ再選は危ういとも言われています。

スーパーチューズデーを征した候補者はそのまま候補者になる事が多いわけで、以降幾つかの予備選挙でバイデン氏が勝利しています。

となると、好景気で収入増えるよりも、景気低迷しても医療保険を選ぶのか・・・。

どちらに転ぶかで世界の情勢も変わってくると思います。

さらに、バイデン氏は現在78歳です。もし当選したとしても1期目4年を終える頃には82歳です。政治家は高齢でも元気ではありますが、さすがに82歳では60代大統領選挙に出馬することは微妙です。86歳まで続ける事になるからです。

となると、1期で終わりかねません。と言うことは四年後の選挙はまた争点が変わってきます。もちろん、時勢もかわりますので一概には言えません。

これからの4年間の行く末で世界も変わります。

トランプ大統領は色々と叩かれていますが、実際の所アメリカの景気を向上させ、それに世界が習って景気も向上しつつある。

この事実をアメリカ国民はどう判断するのでしょうか。

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